日本一長い路線バス 奈良交通 八木新宮線

京都の税理士の協同組合の広報委員をしているのですが、広報委員が持ち回りで執筆する「路線バスの旅」というコーナーがあって、路線バスに乗って京都の名所旧跡を巡るというコーナーがあります。

その執筆の順番が回ってきたのですが、京都市内での路線バスは結構出尽くした感がありまして、最近では海外のバスに乗って執筆する人も出てきました。

自分の順番が回ってきてどうしようかとネットでいろいろ見ていたら、日本一長い路線バスといわれる八木新宮線に乗ったブログ等が結構ありましてこれは面白そうだし、奈良出発なら京都からでも乗れると思い奈良交通八木新宮線に決定しました。

実際の広報誌は来年の新年1月に発行で、これを読んだ組合員の方にはネタバレになると思いますが、かなり省略した記事になると思いますので自分のブログではフルバージョンで書きたいと思います。

28年11月3日文化の日、朝6時に起床して自宅から京阪電車と近鉄電車に乗り継ぎ奈良の橿原市にある近鉄大和八木駅に到着しました。

出発が9時15分という事で早速切符を買うと終点新宮までは5,250円でした。

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待っていると早速バスが到着、何やら乗客でもなさそうな人が何人かきてバスの写真を撮っています。さすがに有名なんでしょうか?

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早速バスに乗り込みます。なんか普通の路線バスって感じですね。(^^;)

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乗客は約10人ほど、何人が終点の新宮まで行くのかわかりませんが新宮市までの距離は約150キロ、6時間半のバスの旅がスタートしました。

奈良県の五條市にあるバスセンターまでは普通の路線バスっていう感じで乗客がちらほら乗降車します。

10時30分頃に五條のバスセンターに到着、10分ほど休憩です。バスを良く見ると地元のゆるキャラが書いてありますね。

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五條バスセンターを出発、いよいよ国道168号線に入り山道の連続となってきました。

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この国道168号は山間部のせまい道を走る道路としては有名らしく、離合渋滞が度々起きているようであちこちで新しい道路の工事をしていました。

そのうち十津川村に入りました。この十津川村は村としては日本一の広さを誇り奈良県の面積の5分の1を占めるようです。かつては秘境と呼ばれていたらしく十津川温泉が有名ですね 。ほとんど平地らしいところは見ませんでした。

過去には大規模な土砂崩れという大きな災害も起きています。道路沿いにも土砂崩れが起きたような場所が何か所もありました。

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12時半ころ十津川村上野地に到着、20分の休憩がありましたので、バスの停車場の近くにある生活用の吊り橋としては日本一の長さと言われる「谷瀬の吊り橋」を見に行きました。結構観光客も来てます。風で揺れて足元の木の板も頼りなく怖いです。

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上野地を出発して再び渓谷の間を走って行きます。お腹が空いたので朝コンビニで買ったおにぎりを車内で食べます。

とあるダムの放水時間にちょうど通りかかったので運転手さんがバスを止めてくれて、窓越しにダムの放流を見ました。

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そのあともひたすらバスは走ります。

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13時40分頃最後の休憩地、十津川温泉に到着です。

ここまでで既に4時間半バスに乗っています。あと2時間!!

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十津川温泉を出発してまた山間部の道をひたすら走ります。

十津川狭と呼ばれるすごい渓谷を走って行きます。

やがて奈良と和歌山の県境を超えるとそこは熊野路と呼ばれるエリアに入って行きます。それにしても十津川村は広かった。

その後、熊野古道の入口や熊野本宮大社前を通って行きます。

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巨大な鳥居

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この辺りはゆっくり観光してもなかなか良いところだと思います。

その後もバスはひたすら走り続けいくつかの温泉街を通り抜けて行きます。それにしても沿線に温泉が多いなあ。

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やっとの事で新宮市に到着、もう午後4時近いです。

結局最初から最後まで乗っていた人は私以外に一人だけでした。(^^;)

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もう帰ろうにも同じバスはもうありませんし、電車で帰っても家につくのはかなり遅い時間になります。宿泊するかどうかは全く決めていなかったのですが、新宮市は海沿いだしお寿司がおいしいだろうと思い急遽ホテルを予約してお寿司を食べに行くことにしました。

ホテルにチェックインして新宮駅前のかつ田さんへ、突き出しと生ビール。

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刺身盛り合わせ

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地元の冷酒「那智の滝」

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マンボウのホルモン焼き、なんかミノみたいな食感です。

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「流れこ煮つけ」、この地方ではトコブシの事を流れこというらしいです。

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太刀魚の塩焼き、でかい。

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ウニと赤貝

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締めに熊野名物めはり寿司。

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その後は日本酒を飲み過ぎてバスの疲れもあり早々ホテルに戻り就寝しました。

翌日は午後から仕事があったので始発の名古屋行きJR特急ワイドビュー南紀2号に6時20分に乗車。

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朝日がきれいです。

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というわけで日本一長い路線バスの旅はこれで終わりです。

この路線バスの旅、感想としてはまず国道168号線ですがよくこんな山の中に道を通したなあという事とあと沿線に温泉の数がかなりある事ですね。

あとこのバスの面白いのは路線バスなんだけど、車内アナウンスや運転手さんが観光案内をしてくれる事ですね。

でも一般の人達も結構乗ってきて生活の足としても使われていますね。

この日本一長い路線バス、6時間半の行程のほとんどが山道ですが、深い渓谷の間をひたすら走る間に景色を見ていると意外と早く時間が過ぎて決して暇という事はありません。ただもう一度乗るかと聞かれたらさすがに「う~ん」となりますね。(笑)

基本的には私は車の運転が好きで、車で行ける場所はどこでも車で行きますので、この企画がなければこんな長い距離をバスに乗る事はなかったと思います。貴重な体験が出来ました。次は車で十津川温泉あたりに行ってゆっくり温泉に入りたいですね。

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